腰痛でお悩みの方必見!腰痛の原因になっているのは「腰の歪み」

身体の痛み
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ひだまり整骨院_南行徳の院長の金山芳幸です。
これまで10万人以上施術してきて、近年ではオリンピック選手やプロ選手なども施術しています。
子育てを経験してから赤ちゃん連れで気軽に来院できる整骨院として、現在ひだまり整骨院で市川市南行徳・浦安市を中心に地域貢献に尽力しています。

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腰痛の原因になる腰の歪みは「多裂筋」という筋肉によって起こり、腰痛治療に大きく影響します。

当院の腰痛治療のノウハウから考えた「腰の歪み」のチェックとその改善方法をお教えします。

多裂筋が腰痛の原因になるのは、多裂筋が腰椎を偏って捻ることで腰の歪みができ、腰痛を出す胸腰筋膜や腰椎の負担を増やすからです。

負担を増やすということは、腰痛を作りやすくなりますし、一度なった腰痛が治りにくくなるということです。

当院の腰痛治療で改善させる目標も、この腰の歪みが対象になる場合が多いです。

具体的に、腰の歪みがどう腰痛に影響していくかみていきましょう。

腰の歪みが腰痛の原因になる理由

腰の歪みをつくるのは、多裂筋です。

人は日常生活を送るうえで、姿勢を保ちながら手足を動かして活動しています。

このとき腰も身体を支えながら動かす仕事をしています。

腰は、腰椎という柱を中心に、背筋や腹筋などの筋肉が力を入れることで仕事をしています。

この筋肉たちの中で、背骨に沿って背骨の一つ一つに付く筋肉に多裂筋という筋肉があります。

この多裂筋が、利き手や軸足など身体の左右差によって偏って力が入りやすく、筋肉の緊張にも差が出てきます。

この多裂筋の緊張の左右差こそ腰の歪みを作る原因になりやすく、腰痛の原因にもなります。

腰の歪みによって起こる腰痛

多裂筋の緊張の左右差が腰の歪みを作り、さらに筋肉全体で腰の歪みによってバランスが崩れてきます。

筋肉の緊張も左右で異なる筋肉が緊張しているので、筋肉の間に通る筋膜がねじれるように引っ張られてしまいます。

そこに腰には強い負荷が加わりやすく筋肉に力が入るため、引っ張られた筋膜がさらに引っ張られ伸長ストレスとなり傷つきやすくなります。

この傷ついた筋膜が腰痛を出す原因のひとつになります。

腰の歪みは腰椎にも上下の骨が捻れた状態にさせ、腰椎の関節運動にズレが生じてしまいます。

腰の歪みによる関節運動のズレが、軟骨に摩擦ストレスを与えてしまい傷つきやすくなります。

この傷ついた軟骨が腰痛になる原因のひとつになります。

腰の歪みができる理由

長時間の同じ作業は、利き手や軸足など左右で違う筋肉を使い続けやすく、腰の歪みが起こりやすいです。

偏った姿勢維持では、同じ側に荷物を持っていたり、同じ側の足を組んでいたりしている時に腰の歪みが起こりやすいです。

弱くなった体幹では、多くは腹筋が弱くなりやすく、広背筋や僧帽筋などの肩や腕から来る筋肉や、臀筋や太ももの筋肉などの足の筋肉に影響を受けやすくなり、腰の歪みが起こりやすいです。

腰の歪みをほおっておくとどうなるのか?

腰痛になりやすく、腰痛が治りにくい

腰の歪みがあることで、日常で加わる腰の負担が増えます。

(圧迫ストレス・伸長ストレス・摩擦ストレス など)

これらの負担が増えた腰は、腰痛のリスクが増え腰痛が出やすくなります。

また、一度腰痛になったら、腰椎の軟骨でも筋膜でも負担に対する抵抗力が下がってしまいます。

なので、腰痛を出す抵抗力が下がった組織は、腰の歪みの影響を受けていると再受傷しやすくなります。

この腰痛の「発症」→「再受傷」→「腰痛が回復過程に入れない」悪循環になり、長く腰痛で悩むことになります。

腰椎(腰の背骨)が変形してくる

腰の歪みは腰の軟骨に摩擦ストレスを与えやすくなります。

この軟骨の摩擦は、軟骨が摩耗していき、やがて軟骨の厚みが減少してきます。

これが腰椎の変形になってきます。

腰椎が変形すると、背骨の柔軟性や可動域が減少してきます。

さらに負担に負けやすい腰椎に変形が進み、腰痛が慢性化しやすくなってしまうのです。

姿勢が悪くなり全身に影響してくる

腰椎の変形が腰椎の生理的湾曲を変化させてきます。

反り腰や丸く曲がった腰が戻らなくなり、姿勢維持や全身運動に変化をもたらします。

腰の歪みが体中の痛みを出しやすくなり、また腰痛にも影響するなどの痛みの悪循環になってしまうのです。

そうなると大変なので、腰の歪みが腰痛を出したり、変形などさまざまな影響を出す前に改善していかなければなりません。

腰の歪みを確認するチェック方法

腰の歪みがある人は、両手を身体の前で合わせると指先が揃いません。

腰の歪みがあるかどうか、自分でわかるチェック方法を紹介します。

腰の歪みのセルフチェック

  1. 壁に立ち、両踵を壁につけます。
  2. 次に踵が離れないようお尻(骨盤)を壁につけます。
  3. 同様に踵やお尻が離れないように背中や頭を壁につけます。(この順番が大事です)
  4. 最後に両手を身体の前で合わせてみてください。
  5. この時指先が揃わなければ、腰の歪みがあります。

※仰向けで両手を合わせて確認する歪みは肋骨や肩甲骨の歪みのチェックで、立って行うことで腰の歪みの有無が確認できるのです。

腰痛で悩んでいて、このチェック方法に当てはまる方は、腰の歪みを適切に改善していないで腰痛治療を続けていることになります。

もし、腰痛で悩んでいたり腰の歪みの改善が必要だと思う方で、当院への来院圏内の方であれば、ご気軽にご相談ください。https://hidamarinote.com/sym-waist.html

逆に、残念ながら当院への通院圏外の方は、もしよろしければ次の腰の歪みの予防などをお試しください。

当院の腰痛治療:腰痛への対処療法と腰の歪みへの原因療法

当院の腰痛治療は、腰痛への対処療法と原因となる腰の歪みを取り除く原因療法になります。

急性腰痛であれば、筋膜や腰の軟骨がダメージを負っています。

炎症を伴っていれば、動きに支障がでるギックリ腰症状にもなっている場合もあります。

最初は損傷部の修復を促進させるよう、腰痛の患部の血行を整える施術です。

そして患部の損傷部の改善に伴い、腰の歪みを改善する原因療法を行っていきます。

なぜかというと、腰の歪みを改善する施術が、腰痛を出す損傷部へ負担になると逆に腰痛が増えてしまいます。

そうならないよう、計画的に施術の量や幅を調節していくのも当院の腰痛治療の特徴です。

当院の腰痛治療:柔整マッサージ・筋膜リリース・骨格矯正の組み合わせた施術

急性腰痛の回復が進んだ時や慢性腰痛では、腰の歪みを改善する施術を行います。

腰の歪みを作るのは、左右の筋肉の凝り、引っ張られたり捻れた筋膜の癒着、腰椎の捻れです。

それぞれ

筋肉の凝り→柔整マッサージでほぐし

筋膜の癒着→筋膜リリースではがし

腰椎の捻れ→骨格矯正でもどし

などの施術を組み合わせて行っていくのが当院の腰痛治療の特徴です。

腰の歪みを予防するために自分で出来ることは?

腰の歪みにならない座り方

よくある腰が歪む座り方

  1. 足組み座り
  2. 猫背座り
  3. スマホ首座り
  4. ずっこけ座り
  5. 反り腰座り

どれも腰の歪みに関わり腰痛になりやすい座り方です。

腰の歪みを予防するためにも、座り方は大事です。

いわゆる坐骨座りです。

  1. 左右の坐骨が当たるように座ります。(このとき尾骨は当たらない)
  2. 骨盤が立っているのを意識し、骨盤の後ろを背もたれなどで支えます。
  3. 左右の坐骨に合わせて両足の裏でも身体を支えます。
  4. そのために股関節と膝関節が90°になるように座ります。
  5. 反り腰の方などは背中の隙間にクッションを当てて座ります。

ですが、ずっと座っている事自体が腰にはあまり良い姿勢にはならないので、定期的に身体を動かすべきです。

腰の歪みに効くストレッチ体操

多裂筋という背骨の傍にある背筋の奥の筋肉のストレッチ体操が有効です。

多裂筋は骨盤から首まで背骨に沿ってありますが、腰の歪みに関わる「腰の多裂筋」と「背中の多裂筋」をほぐしていきましょう。

腰の多裂筋

  1. 肩幅に立ちます。
  2. そして骨盤の上端の骨の高さを人差し指で確認したら、親指で背骨の真ん中の骨を確認します。
  3. その背骨のすぐ両脇に多裂筋があるので、多裂筋を両手の指先で軽く押します。
  4. そのまま軽く前後に身体を倒します。
  5. 骨盤はあまり動かさず、ゆっくり身体を動かします。
  6. 3回~5回身体を倒したら、親指1指分下に下げ、同様に体操します。
  7. 骨盤の後ろ(仙骨)まで行ったら終了です。

背中の多裂筋

  1. 四つん這いになります。
  2. 両手を頭の上の方に伸ばし床に手をつきます。
  3. 伸ばした両手に向かって身体を地面に近づけていきます。
  4. 背中から腰に張りを感じたらゆっくり5秒ほど伸ばしましょう。
  5. ゆっくり身体を戻していきます。
  6. 硬いときは痛いので無理なく行ってください。
  7. 5回~10回繰り返してみましょう。

腰の歪みを予防する筋トレ

座っているときは背筋の負担は大きい反面、腹筋が姿勢維持に参加しないのです。

なので腹筋は鍛えていかないと弱くなる一方なので、腹筋を鍛えるのは腰痛予防や腰の歪みの予防に有効です。

必要な腹筋のトレーニングはドローインがお手軽です。

ドローイン

  1. 最初は座っている時は力が入りにくいので、立つか仰向けで行います。(慣れたら座ったままやって大丈夫です。)
  2. お腹を引っ込めます。(腰が痛くない程度に)
  3. お腹を引っ込めたまま、30秒ほどゆっくり浅くでいいので呼吸を続けます。
  4. 30秒経ったら、お腹の力を緩めましょう。
  5. おしゃべりを30秒続けるほうが楽だと思います。
  6. 最初は1日1・2回、慣れてきたら朝昼晩に数回行いましょう。

最後に

腰の歪みがあると腰痛になりやすく、腰痛が治りにくい原因に腰の歪みがあげられる、という話でした。

腰痛は多くの方が経験しやすい身体の痛みで、テレワークでのデスクワークなど座ったままでいる時間が長い現代社会での生活が、自然と腰の歪みを作りやすいのも事実です。

自分が腰の歪みがどれくらいあるか知っておくと、腰の歪みを改善する意識や腰痛の予防につながればいいな、と思い記事にしました。

ぜひ腰の歪みの改善や腰痛改善にお試しください。

ここまで記事を読んでいただき、誠にありがとうございました。

もちろん、当院へ来院されて腰の歪みの改善の施術をご希望なら、ぜひご来院ください。お待ちしております。https://hidamarinote.com/

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